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背筋の凍る業務専用ソフトウェア

 へたれAdministratorとして、日々セキュリティ対策に頭を悩ましている。
 いや、それは少し嘘です。ときどき悩んでいるだけです。

 現在のところいちばんのネックは、業務用の専用ソフトウェア『みかん』(仮名)である。なんどか過去のエントリでも取り上げているが、いろいろな面で非常に問題があるソフトウェアなのだ。

 たとえば『みかん』は、管理者権限でログインしないと使用できない。つまり、ぼくの職場ではパソコンが管理者権限で自動ログインした状態(つまりパンツを履いていないのと同じ)で放置されているのだ。怖い、怖すぎる。
 メーカーの営業が来たときにこの件について対応予定を訊ねたら「管理者権限でログインしていたら、なにかまずいのですか?」と真顔で聞き返された。「いままでユーザー様からそのようなご指摘を受けたことがないんです」
 思わず絶句しそうになりつつも、ぼくの理解の範囲内で説明したところ、まあなんとか分かってはくれたようだ。しかし、管理者権限でないと使用できない理由が「インタフェイスがWindowsの外字を使用するため」というのには衝撃を受けた。入力パネルに外字を表示するためということだろうか? 必要な文字だけ画像化しておくとか方法はあるんじゃないのか。
 結局、上長へ報告して全社会議にかけるということになった。まったくもう、頼むよ。

 後日、報告のメールが来た。
「先日行いました全社会議の際に本件について提案し、どこかのバージョンアップで変更するように開発を進めていく。現状はWindowsの外字に頼っているため、残念ながらすぐに変更する約束はできないが、弊社の方針としては必ず開発を進め速やかに変更していく所存」(要旨)

 それに対するぼくの返信。
「よく意味が分からないのですが、しばらくは対応予定なし、という理解でよろしいのでしょうか」

 ふたたびメーカーから。
「すぐの対応が出来るかどうかは難しいのですが、最終的には管理者権限がなくとも使えるように開発を進めております。いつ変更できるか具体的な日程がまだ決まっておりません」

 いや、だから、それはしばらく対応予定なしってことじゃないか。呆れたので返信しなかった。
 こういう返事を昔、プリンタ・ドライバのことで富士ゼロックスにやられたことがある。いつまでも〈対応予定〉となっているので、いったいいつ出るのか、情報をもっと頻繁に更新しろとメールしたら「鋭意開発中です」「いつとはお約束できません」の繰り返しで、結局出るのに2年近くもかかった。2年間も使えないプリンタを部屋に置いておかないだろう、普通。もう二度と富士ゼロックスの製品は買わない。

 セキュリティの話ではないが、この『みかん』は本質的にはMS Wordのマクロ操作ソフトウェアである。まあ、それはそれでも構わない。使いやすければね。
 でも、作った文書の内容を検索できないのだ。初めて使ったとき、これにはかなり衝撃を受けた。
 ソフトウェアの中でフォルダ(「ボックス」と呼ぶ)を作り、その中で関連する書類を作っていくような感じで業務を進めてゆくのであるが、検索できるのはボックスのタイトルだけ。管理モードに入ればもうちょっと詳細な検索ができるが、文書の中に含まれる語句ではまったくできない。
 ワープロモードで書類を作る。以前に作った文書を使い回そうとしていきなり開いてはいけない。万が一ちょっとでも編集してしまうと、二度と元には戻らない。データベースと同じで、入力したとたんに上書き保存されてしまうのだ。いったいどうしてこのような仕様になっているのか理解に苦しむ。

 なんだか関係のない話で長くなったので、次の「車を買うような感覚では手に入らないもの」へ(たぶん)続く。
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by clocken | 2005-07-16 21:41 | archives
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思考の空転するままに書くことができたら。


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