mood|oblique

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誰も説明文なんて読まないのだろうか

 他人に何かを説明するというのはとても難しいことである。
 それも、多数の人に文書で説明することは、かなり困難だ。対面してなら、相手の反応を見ながら説明の角度を変えたり、図に書いたりして説明できるが、文書は書かれていることがすべてなのだ。
 どれほど難しいことであるかは、世の中の取扱説明書やパンフレットの類を見れば実感として分かる。

a0035543_23413778.jpg さて最近のことだが、いろいろと記入してもらわなければいけない書類があり、記入方法の説明を付けて多数のお客様に配布した。その中に、最終的にこちらから重要書類を郵送するため、郵送先を確認する欄があったと思って欲しい。左図のような感じである。
 「下表の番号を○で囲んでください。その他の送り先を選択されたお客様は、点線枠内に送り先をご記入ください。」という説明文を付け、さらに数字の脇に「この数字を囲んでください」というコメントも添えた。もちろん大抵の方はこちらの趣旨を理解して、ある人は1を、ある人は3を、というように丸を付けてお持ちくださった。
 ところが、約1名のお客様は丸を付けずにお持ちになった。
「この三角が2のところを指してるから、2にしか丸を付けちゃいけないのかと思ったんですよ」そのお客様はおっしゃった。
 はあ? ・・・なるほど、確かに「△この数字を囲んでください」というコメントの三角は「2」を指している。「この数字を」と書いているこちらも悪い。「いずれかの数字を」とでもすればよかった。いや、むしろコメント自体が余計だったのか。
 実を言えば、この郵送先確認欄などはまだ良いほうなのだ。毎回お客様のお返しくださる書類を見ながらため息をついている。こちらの説明が悪いのかもしれないと思って、改良を重ねつつ配布しているけれど、どうも説明自体読まずに記入なさっているとしか思えない。
 もう少しぼくに文章力があれば、お客様も読んでくださるのだろうか。思わず引き込まれてしまい、最後まで読み通してしまうような説明文、というものがあればぜひその極意を知りたいものである。 
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by clocken | 2005-01-21 23:42

0.564971751・・・エントリ

 これがこのブログ「mood|oblique」の100件目の記事だそうである。
 自分で数えたわけではないけれど、Exciteブログの情報がそうなっているのだから、そうなのだろう。
 ブログを書き始めたのが昨年の7月24日だから、稼働日数は177日。平均すると1日に約0.56エントリだ。ちなみにこの日数計算はExcelで覚えたばかりの“DATEDIF”関数というものを使った。書式は、
 DATEDIF(開始日,終了日,"単位")
 単位はY=年、M=月、D=日など。なんて便利なんだろう。
 でもふと不安になったのだけれど、稼働日数は開始日を参入すべきなのだろうか、参入しないものなのだろうか。民法の日数計算なら初日は参入しないわけだが、稼働日数に対して民法の適用があると考える理由はない。まあいいや満日数で。

 これを書いている現在、午後11時12分。あと50分弱の間にこの記事をアップロードしないと、計算が狂うということが問題なのだ。もしアップロードできなかったとすると、約0.56エントリとなって・・・同じじゃないか。
 そういえば、以前Klondike(Windowsには“ソリティア”という名前で標準添付されているもの)をやっていたとき、全部のカードを台札に移動できるのが50%前後に落ち着くことが多かった。なんとか成功率を上げようと数をやればやるほど、連勝しても数字が上がらなくて悔しい思いをしたことを思い出す。分母も増えるのだから当たり前のことではあるけれど。

 読み返すと、なんだか100件目のための穴埋め記事のような気もするが、きっとそうなのだろう。
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by clocken | 2005-01-17 23:35

新年早々物欲に負けそう。ダメなわたくし

 Appleから、たくさんの新製品が登場した。

a0035543_22243210.jpg まずは細長いiPod Shuffle。初めはたった1GBかと思ったのだけれど、ほとんど100円ライター並みの大きさだと知って考えが変わった。ちょっと大きめのUSBフラッシュメモリだと考えても充分だし、英語のリスニングに使うにもぴったりだ。ぼくは初期型のiPodをいつも持ち歩いているが、さすがにポケットには入らないので鞄に入れている。ちょっとした間に聴きたいだけのときはさすがに面倒だ。iPod Shuffleならイヤフォンをうまく選べばポケットに入る。


a0035543_2201052.jpg Mac miniの登場にはびっくりした。身の回りに適当なものがなくて大きさを実感しにくいが、容積でいうとKleenexのティッシュの箱より小さい。G4 Cubeの失敗を繰り返すことになるというような意見もあるみたいだけれど、宣伝が良ければ売れるんじゃないのかな。コンシューマ用で一体型でないものがずっとなかったから、これの登場は嬉しい。G4プロセッサで1.42GHzというのは若干力不足という気もしないでもないけれど、グラフィック・デザインをしたりするんじゃなければ問題ないだろう。
 いまファイル・サーバとして使っているG4 Cubeの後任にするとしたらこれかな。


a0035543_2225451.jpg それからiLifeの新ヴァージョン。なんといってもGarageBand 2に期待。マルチトラック・レコーディングができるというのもいいし、楽譜表示機能がついたのは素晴らしい。Logic Proを買う金がないから、しばらくはこれで遊べそうだ。

a0035543_22251630.jpg iWorkはPagesというワード・プロセッサと、Keynote 2というプレゼンテーション・ソフトの組み合わせ。Keynoteは持っているもののあまり使っていないので(プレゼンテーションなんてやらないからなあ)ありがたみは薄いのだけれど、Pagesがどんな仕上がりなのかが楽しみだ。今までたくさんのワード・プロセッサやエディタを使ってはみたが、あまり満足できるものがなかった。あんまり期待するとがっかりすることになるかもしれないけれどね。

 なんだか下手な製品紹介みたいになってしまった。どれもぼくには魅力的な製品だったからである。
 これを全部購入したとすると105,600円。高くはないと思うけれど、今のぼくにはかなりきつい。ちょっと発表の時期が意地悪じゃないか、Apple。Mac miniはちょっと様子を見ることにしよう。これ以上家にMacが増えても使いこなせないものなあ。
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by clocken | 2005-01-15 22:36 | computer

貧乏人のひがみかもしれませんが

 仕事でお付き合いのある男性が、今春の結婚を決めたそうだ。
 お相手は、昨秋、彼のかつての上司から紹介された方で、つきあい始めてやっと丸3か月といったところである。また、彼は不動産会社に勤めていらっしゃるのだが、3年越しの挑戦で宅地建物取引主任者試験に合格したばかりだ。人生の絶頂期と言ってもいいのではないか。まずはめでたい。
 彼はクリスマスに彼女からたいそう良い(値段のする)腕時計を贈られたそうで、お返しにやはり腕時計を買ってあげたそうだ。「いままでせいぜい2万円くらいの時計しかしたことがないんで、なかなか嵌められないんですよ」と彼は笑っていた。
 そういう微笑ましい話のあとで、ぼくは「そういえば不動産の営業の方って、良い時計をしろって言われるそうですね」と彼に訊ねた。
「そうですね。うちの入社2年目のヤツなんですが、ロレックスをしてますよ」彼は頷いた。
 ロレックスねえ。
 前からなんとなく疑問を感じていたのだけれど、「良い時計」を持つ意味ってなんなのだろうか。「良い時計」と安い時計の間に何の差があるのか、ぼくには全然分からないのだ。たとえば服とか靴、鞄なんかは、おおむね金を出せば出すほど良い品質のものが買える。車やコンピュータなどは一般的に高価なものほど性能が高い。時計が高いものほど回転が速かったりしたら困るけれど。機能的に差がないなら、安い時計をしていたからなんだというのだろう。時間を知るために嵌めているのだから、自分の気に入ったデザインのものをすればいいんじゃないか。

 もちろん、個人の趣味で「良い時計」を買ったり集めたりするのは全然別の話である。機械に芸術品と呼ぶべきものがあるとするならば、腕時計はその最右翼だろう。実際、ぼくの友人でも腕時計が好きだという人がいる。彼はスピードマスターのアンティークものが欲しいから金を貯めていると言っていたっけ。その彼もぼくに「営業の仕事ならいい時計をしてなければダメだ」と熱く語っていた(彼は経理一筋である)。彼がいかにサラリー不相応のものを買おうが眺めようが彼の勝手だけれど、それを他人に押しつけるのはやめてもらいたい。ぼくがそう言ったら、彼はひどく悲しそうな顔をしたけれど反論はしなかった。
 ぼくはしょせん「良い時計」の価値が分からない野暮天だと思ったのかしらん。まあ、そうなんだろうね、結局。
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by clocken | 2005-01-12 22:10

がりがりがり

 正月早々、お付き合いで『レディ・ジョーカー』を観に行った。
 覚悟していたほどはひどい映画でなく、帰ってから900ページあまりの単行本上下2冊(『レディ・ジョーカー』高村薫、毎日新聞社)を2晩で読み切ってしまった。おかげでひどい寝不足で、事務所でふらふらしながら、しかもまったく同情されずに(ぼくは顔に出ないので、自分でアピールしない限り寝不足でも体調不良でも宿酔でも気づかれない。スルーされているだけか?)仕事をするのはきつかった。

a0035543_5551680.jpg 時間軸が過去に戻るが、自宅のネットワーク接続のハードディスク、LinkStationが年末から「ぎー」とか「がー」とか「がりがり」とか言いだし、もうすぐクラッシュするぞと脅すので、新しいハードディスクを買おうと思っていた。
 映画の帰りにコンピュータ・ショップが目に入ったので、ついでに見てみることにする。
 またLinkStationを買ってもいいのだが、こいつは、設定したりファームウェアをアップデートしたりするのにWindowsを要求する。メイン・マシンをiMac G5にしてしまったので、Virtual PC 6.1が使えないいま、それはちょっといやだ。
 ぶらぶらと見ていると、LogitecのLAN & USB DUO 2.0/1.1(LHD-HA***LU2)というのが目に付く。おお、これは。Mac OS拡張フォーマット(HFS+)でフォーマットができる。それは素晴らしい。早速購入し、翌日セットアップを試みる。

 LANポートにネットワーク・ケーブルを繋ぎ、インストールしたLHD-LU2 Adminという管理ツールを設定。しかし、どうも認識されない。ケーブルを替えたり、ルータのポートを換えたりしてみたけれど、全然認識されない。USBケーブルでMacと直に接続してみると、問題なく認識される。ついでにフォーマットもしてみたりして。でもLANに繋ぎ直すとまったくダメ。
 押入にしまったきりのクロスケーブルを引っ張り出してP2Pで接続してみてもダメだった。これはLANポートが物理的に壊れているのかもしれない。Pingを打とうにもIPアドレスが分からない。サブネット上のアドレスをスキャンしてみると、やはりこのハードディスクは見つからない。
 LinkStationはときどき静かになったかと思うと、こちらが集中しているときになってまた唸り出す。がりがり。

 貴重な休日一日を無駄にした怒りを込めて、翌日Logitecのサポートに電話してみる。
 その結果、やはりLANポートが物理的に壊れている可能性が高いということで、販売店で返品なり交換なりしてもらうことになった。
 サポートに電話をして分かったこと。このLHD-HA***LU2シリーズは、TCP/IPでなく、NDASという独自のプロトコルを使用していて、IPアドレスを取得しないらしいのである。
一般的に使用されているネットワークプロトコル「TCP/IP」は汎用性に優れていますが、管理上のさまざまな情報が通信パケットに含まれますので、通信速度の面では不利となってしまいます。「NDAS」では、NDASストレージに特化し、TCP/IPを必要としない専用プロトコルを使用しています。シンプルなパケットで通信が行われますので、より速いデータ転送が可能となります。TCP/IPに影響を与えませんので、既存のネットワークへの増設でも安心です。
 (Logitecのサイトより引用)

 見当違いのことをする天晴れさはぼくの得意技なので、まあこれもまた経験であると考えよう。
 次の問題は何に交換するかであるが、これと同じものにするのは気が進まない。HFS+フォーマットは魅力的だが、また認識されなかったら思わず床に叩きつけそうだ。
a0035543_5552955.jpg 結局、同じLogitecのLHD-LAN160というのに交換してもらった。前面にフラッシュ・メモリなどを読み込めるUSBポートも付いていて、さらにハードディスクを2台まで増設できるUSBポートが裏面に付いている。なかなか良さげである。
 これは接続してすぐ認識され、なんの問題もなくセットアップできた。アドレススキャンをすればちゃんと見つかるし、Pingを打つと速攻で反応が返ってくる。・・・なんかつまらん。
 いや、ごねている場合じゃない。LinkStationが相変わらず唸っているので、82GBのデータを一晩中かけてコピーした。もうすぐ6時じゃないか。明日(というよりもう今日)はまたふらふらしながら同情もされず仕事をしなければならない。
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by clocken | 2005-01-11 06:03 | computer

デザイナーとしての夢二

a0035543_4563791.jpg「竹久夢二展」を見てきた。
 正月早々だったからもっと閑散としているかと思っていたが、思ったよりも来場者は多かった。

 夢二の絵自体にはさほど興味がなかった。あまり巧い絵だとも思わない。画家として見てしまうとそういう言い方になってしまう。しかし、彼をデザイナー、イラストレーターとして見ると、彼のデザインにはとても惹かれる。色といい構図といい、卓越したデザインだ。
 約270点の作品が展示されているが、じっくり見ていると2時間くらいはあっという間に経ってしまう。
 手書きの文字やタイトル文字を見ながら、彼が現代に生きていたら、きっとAdobe Illustratorを使っていたろうな、と見当外れなことを考えていた。
 そういえば、ルネ・マグリット展を見ていたときには、彼が現代に生きていたらLightWaveとかShadeとかの3DCGソフトを使っていただろうなあと安易なことを考えていたぼくだ。少し生き方を考え直したほうがよいかもしれない。

 竹久夢二展は、渋谷東急東横店の西館8階で12日までやっているようです。
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by clocken | 2005-01-11 04:58

苫小牧はとても寂れているらしい

a0035543_5224100.gif 仕事情報サイト・ドカント(→仕事情報サイト・ドカント.com)というのがある。「高収入&金儲け!!稼げる求人・仕事情報誌」を標榜するだけあって、求人検索のところには「月給50万円以上」という選択肢があり、それで検索してみると自分がいかに平凡で凡庸な人間であるかが分かるしくみになっている。

 映画を紹介する「CINEMA STYLE」というコーナーがあり、最新号では『フリック』が紹介され、主演者の安藤希さんのインタヴューが掲載されている。
 さて、『フリック』とはどんな話なのか。
【STORY】
 妻を殺され、自暴自棄になった刑事は後輩に誘われて女子大生殺人事件の犯人を追い、苫小牧に向かう。迷宮入り間違いなしの犯行に関わる様々な人間が入り組む中で、刑事は次第に現実と虚構が入り乱れ、どれが真実か分からなくなっていく。

 どんな話なのだろう?

 安藤希さんのインタヴュー記事も読んでみよう。
◆現場での雰囲気はいかがでしたか?
「静かに淡々と時が流れてました(笑)。苫小牧は本当に寂れていて、宿泊しているところも娯楽とか何もないところで。(後略)」

 可愛い顔してなかなかすごいことを言うね、この人。
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by clocken | 2005-01-07 05:22
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思考の空転するままに書くことができたら。


by clocken
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